生き残るために
今の季節、草むらを散歩すると必ず、ズボンの裾や、なつの身体に
草の穂先等のくっつきむし(虫じゃないのにね)が粘液といっしょに付いてくる。
生きて子孫を残すための知恵だよね、すごいねぇ。
いつも散歩の帰りに通るすぐ近くの土手の小路に、濃いピンクの立看板があった。
「スズメバチの巣あり、駆除依頼中」 って!?
ひぇ~~、こんな所に?
なつ、アンタ黒いし、飛んでるものでも口に入れるから、
テキと思われて集団で襲われるよぉ。
ハチも生きるために必死なんだから。
ここはしばらく通らないことにしようね。
クマも怖い。 ほんとは今朝、山の公園の散策路に行ってこようと思ってたけど、
やめた。
あそこ、シカがいるし、ってことはクマもいるかもしれないよね??
熊撃退スプレー買おうかな。
でも、元々山にいるのは熊のほうで、ちょっと歩きまわっているだけなのにね。
なつ、お母さんを守れるかい?
「ふぁい?」
猫なら、勝てる?
う~ん、猫パンチで負けるとみたね。
あ、そうそう、調べたよ。あのカエル、「アズマヒキガエル」っていうんだって。
身を守るため、後頭部とかイボから毒液をだすんだって!
なつ、危なかったよ、鼻をくっつけて確認しようとしてたもんね。
お母さん、左手でリードを力いっぱい引いててよかったよ。
なっちょん、お腹すいてても食べたらだめだよ!?
「生きるため、食べられるものは何でもいただきますが、なにか?」
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